Yaoskep knit.

忙しいときほど、手には編み物を。

最近は、仕事の方が忙しくて、1週間で編む時間は寝る前に数段。

本当に疲れた日は、糸を手に取るパワーすらない、なんてこともある毎日。


(実は、本業はニットではなくフリーランスでライター業を営んでいます。)


そんななかでも、大好きなフランスのニットデザイナー、 Orlaneさんの新しいパターンのテストニットをさせていただく機会がありました。


※Ilha のパターンはこちら→

https://www.ravelry.com/patterns/library/ilha


※OrlaneさんのInstagramはこちら

https://www.instagram.com/tete_beche/


“ilha/島”という名前を持つこのセーター。

襟口から裾に向かってトップダウンで編み進めていくパターンなのですが、

よくセーターで陥りがちな「メリヤス砂漠で挫折」の罠にハマるリスクが少ない(笑)デザインでした。


※メリヤス砂漠とは、メリヤス編みのパートがひたすら続くことを指す言葉(なんて定義してしまっていいのだろうか)。
結構メリヤス砂漠でプロジェクトがストップするなんてこと、よくあるのです。



ウェアは2週間〜1ヶ月ほどかけて編むことが多く、その期間向き合うわけだから、自分がごきげんになれる糸を選ぶことが、ワタシ的長続きの秘訣。

今回は、初夏を楽しめるように、手染めの淡いグリーンの糸を選びました。


話は戻って。

忙しい日々で編む時間を見つけるのも結構大変だったりしたけど、テストニットの期日は迫るわけで…。

ちょこちょこ時間を作って編んでいたのですが、やっぱり毛糸に触れる時間が1日に1時間でもあると、気分がスッキリ。

黙々と手を動かしていると、嫌なことも(楽しいことも)、すっぽりアタマの中から消えて、瞑想をしたみたいな感じになります。これがいわゆる、マインドフルネス瞑想?なんてふと思ってしまうくらい。

といっても、きちんと瞑想なんてしたことはないのですが。


嫌なことがあってふて寝するよりも、ずっとごきげん効果は高いはず。

編み物にハマるニッターの皆さんも、きっとそうなんじゃないのかな。


だからこそ、忙しいときほど、手の中には編み物を。

今夜は何を編もうかな。



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